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2011年 11月 23日
いつも「おばあさんの手」をご支援下さるILBS(国際福祉協会)のクリスマス・フェアが11月13日(日)、東京都港区のアメリカン・クラブで開催されました。年に一回のこの催事に、ACCはILBSのご厚意で長年参加させて頂いて、「おばあさんの手」で創りだされた作品を展示・販売しています。最近では来場者の中に、「毎年ここで手編みのセーターを買うのが楽しみなのよ。」と言って下さる方もいて、私たちにとって大きな励ましです。今回もたくさんの方がACCのコーナーに立ち寄って下さって、手編みのセーターを中心に、ポンチョやマフラーの手編み作品、また手刺繍が美しい大きなテーブルクロスを手に取り、買って下さいました。
今回ご紹介した作品の中にフードがついた素敵なポンチョがありました。「おばあさん」の力作です。ただ、その作品はサイズが若干大きいので、外国人の来場者が多いILBSのフェアでどなたかが気に入って下さることを願っていました。そこに長身の外国人の女性がとても素敵、友達への贈り物にしたいと言って、購入して下さったのです。その女性は、ご自身も編み物が大好きで「いつも手仕事をハンドバッグに入れているの。」と、わざわざバッグから小さな袋に入れたやりかけの編み物を見せて下さり、「私がこの作品をとても気に入ったこと、そしてこれは私と一緒にオランダまで旅することになると、作った方に伝えてね。」という言葉をあたたかい微笑みと共に残して下さいました。 バザーやフェアでご購入頂いた収益は私たちの活動に大切な資金になります。でも、同時に、こうした来場者からの心のこもった言葉やおばあさんたちに寄せて下さる関心は、私たちの心にとても大切なものを残して下さいます。この女性の伝言を聞いた時のおばあさんの笑顔が今から楽しみです。 ILBSの皆さま、こうした機会を今年もまた与えて下さって、有難うございました。 (写真はクリスマスフェアの会場風景)
by hopeacc
| 2011-11-23 10:45
| ACCニュース
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