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2012年 03月 08日
ご報告が遅れましたが、昨年12月にカンボジア・シェムリアップに行ってきました!昨年夏に続き、二度目の訪問です。
5か月ぶりに訪れたのは、前回の滞在時間が短く、もう一度じっくりカンボジアを味わいたかったという動機からですが、訪問のミッションはほかにもありました。それは、夏に出会ったシェムリアップ州オー村の子どもたちと再会し、彼らが通うオー村小学校の図書の購入代に充ててもらうため、ACCからの図書寄金500ドルを届けることでした。 図書寄金での本選びにあたっては、中高時代の恩師、漆原隆一先生が毎週開いている日本語教室(「日本語ひろば」)の卒業生で、現在日本語学校や大学で勉強している3人(19歳~20歳)に協力いただきました。 そして12月27日(火)にオー村小学校内で開かれた漆原先生の「日本語ひろば」の時間に、本の贈呈式が行われました。贈呈式にはオー村小学校の校長先生や図書室担当の先生などのほか、オー村村長さんもいらっしゃいました。先生や子どもたちからは、「サンダル(※昨年夏にACCから届けたサンダル寄金)や本など、いろいろな形でサポートしていただき、ありがとうございます」とお礼の言葉をいただきました。 (後日届いた子どもたちの様子) 「日本語ひろば」だけでなく、以前ACCが届けたピアニカを使っての「音楽ひろば」も見学しました。みんな学ぶことを心から楽しんでいる様子が伝わります。 また、東京の大森第六中学校の生徒さんから提供いただいたブラウスと文具のセットについても、一部を先生にお渡しし、後日、すべてのセットを先生にお送りしました。生徒さんからはカンボジアの子どもたちに手紙を添えてくれました。ご協力いただいた皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。 カンボジアのオー村の子どもたちに限らず、街中で出会ったカンボジアの人たちはとても明るく、出会った人みな笑顔を返してくれたり、人懐っこく話しかけたりしてくれました。日本に比べると物質的に豊かな生活をしているとは思えない人でも、なんだかすごく楽しそうで、その明るさが不思議に思うくらいでした。自分が悩んでいることがちっぽけに思えるくらいの明るさに、こちらも元気をもらったような気がします。 今回の訪問で、日本の支援者の皆様のご厚意がオー村の子どもたちの笑顔につながったことを知ることができたと同時に、オー村の子どもたちとACC、あるいは日本の支援者の皆さまとのつながりが確実に築けていることを実感しました。 そして2か月後、東京の子どもたちがカンボジア・オー村の子どもたちの存在を知ることになります・・・ 中島麻美子 ブログタイトル:「児童養護施設・明けの星学園でワークショップを行いました」に続く
by hopeacc
| 2012-03-08 23:47
| ACCニュース
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