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2013年 03月 07日
3月4日、ACCスタッフ2名がカンボジア王国バンテアイミンチェイ州ポイターセック小学校に、昨秋皆様にご協力頂いた「ともだち未来便」を届けて参りました。
いつもの焼け付くような暑さはなかったものの、前日乾季には珍しい雨が降ったため、国道から側道に曲がった途端、ぬかるんだでこぼこ道が待ち受けていました。車の天井に頭をぶつけそうになりながら15分ほど進むと、大勢の子どもたちの姿が見えてきました。ポイターセック小学校と近隣のチェイテイモンコル小学校の児童合わせて450人が、私たちの到着を待っていてくれていたのです。 年長の子どもの中に、どう見てもティーンエイジの子が数名います。この国では家の手伝いや病気などさまざまな事情で就学が遅れた子は、15~16才になっても小学校で学んでいるのです。でもそうした年頃の子どもたちにとっても、ぬいぐるみや珍しいおもちゃは嬉しいプレゼント。友だちと笑顔で見せ合っています。 寄せ書きや絵手紙に込められた「友情」は、文字の違いを超えて心に届いたことと思います。「言の葉ワークショップ」では、立派な「クメール語の樹」が完成しました。日本の皆さんへの「ありがとう」の思いが込められたものです。 「ともだち未来便」と共に贈られた教科書とノートでしっかり勉強し、絵本や本との出会いにより自分たちの世界観を広げ、未来への希望を膨らませて欲しいと思います。 「ともだち未来便」にご協力頂いたすべての皆様に心から御礼を申し上げます。
by hopeacc
| 2013-03-07 21:27
| ACCニュース
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