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2013年 03月 27日
ACCは3月15日から17日にかけて、千葉大学西千葉キャンパスを会場として、千葉大学教育学部の院生及び学部生を中心とするmiraiキャンプ実行委員会との共催で「miraiキャンプ2013」を開催しました。2泊3日のキャンプに参加した福島県と千葉県に住む小学4年生~中学1年生、合計23名の子どもたちは過去2回開催されたmiraiキャンプに参加経験のある子ども達だったため、スタッフや他の地域に住む友達との再会を喜びつつ、盛りだくさんのプログラムを楽しみました。
15日の夜、福島と千葉の子ども達、学生スタッフ達の感動の再会です。「これが夢だったらどうしよう!」と言う子ども達の声にスタッフも元気をもらいました。また、キャンプの間に感じたことや思ったことを何も生えていない大きな木の絵に貼って、どんどん花を咲かせていく「桜ツイッタ―」で使う花びらも作りました。 16日、「関係づくり」では皆で声を合わせて歌ったり、自己紹介しあったり、初めて会う子ども同士も打ちとけることができました。また、お笑いサークルの学生達が披露するコントに爆笑した後、調理実習で丸ごと一匹のイワシを手開きにし、つみれ汁とさんが焼きを作りました。その後、シンガーソングライターの方のミニライブを聞いた後はダンス・ワークショップで子ども2チーム、大人1チームに分かれ地元ダンスサークル講師陣の指導の下、みっちりダンスの特訓をしました。最後に皆でお揃いのTシャツを着て、それぞれのチームがみんなの前で発表し合いました。そして、「居酒屋ワークショップ」では実際の居酒屋に行って(飲み物はもちろんノンアルコール!)集い語り合う大人の気分を味わいました。 17日、「もしも議会」では「子どもも税金を払うべきか」を賛成派と反対派に分かれて議論しました。また「miraiセレモニー」では今みんなに聞いて欲しいことを発表し合いました。最後の「立志式」ではひとりひとりの今後の目標を書いて記念撮影をしました。 全てのプログラムが終わり西千葉駅へ向かう途中、福島から参加した小学6年生の女の子がこう言いました。 「過去に起こったことは変えられない。でも未来は絶対変えられる。いつか福島に来て下さい。除染は進んでないし、瓦礫もいっぱいあるけれど、いつか必ずもとの福島になるから絶対に来てください」 彼女の泣いているような笑っているような、どっちともつかない表情が忘れられません。 お陰様で「miraiキャンプ2013」は無事全ての日程を終え、千葉の子ども達も福島の子ども達も、再会の喜びと今後の夢を胸にそれぞれの場所に戻って行きました。 ご支援・ご協力頂きました皆様に、心から御礼申し上げます。
by hopeacc
| 2013-03-27 14:56
| ACCニュース
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