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2013年 08月 15日
カンボジアの僻地の小学校に、日本の人々が真心込めて手作りした布袋に入れたプレゼントを届ける「ともだち未来便」にACCが取り組み始めて、10年以上の歳月が流れました。カンボジアに届けた「未来便」は約8,000個。カンボジアの子どもたちに届いた日本の友情は、袋を受け取った子どもたちの心に今も深く刻まれていることと思います。
今年も既に来年3月の現地小学校での配布に向けての準備が始まっています。といっても、ACC事務局内部での準備は、他のプロジェクトの準備等に追われてまだ緒についていないのですが、毎年この活動に参加して下さっている方々の中には、1年間をかけて「未来便」のための準備して下さっている方がおられるのです。 ACCの諸活動を物心両面で支えてくださっている北尾多枝子様のお知り合い竹江江よ子様もそのお一人です。北尾グループ(とACC内部では申し上げています。北尾様をはじめとして、そのご友人知人の皆様から毎年300個前後の「ともだち未来便」を、この10年間後協力いただいて参りました)の袋作りは、この竹江様が一年をかけて準備して下さっています。「袋作りは生きがい」とおっしゃり、思いを込めて袋を縫って頂けることは、本当に有難いことです。布袋に込められた気持ちが、カンボジアの子どもたちにも伝わります。 個人として当初からこの活動に参加し続けておられる渡辺順子様は、毎年5個の「ともだち未来便」を届け続けてこられました。過日ACCの事務所で行った「ともだち未来便2012」の報告会にも参加して下さり、「10年間で50個の袋を届けることができたのですね」と感慨深げにおっしゃっていました。 5月初旬、田園調布雙葉小学校の保護者の方が、ACC事務所に来られました。本年度の「ともだち未来便」について、いろいろな打ち合わせのために来られたのです。6月の保護者会で全校児童の保護者の皆様に協力の呼びかけをして下さいました。この夏休み、多くのご家庭で袋作りや中身の準備を、お子さんと一緒にカンボジアに思いをはせながらすすめておられることと思います。 ここではご紹介できませんでしたが、そのほかにも毎年続けてご協力くださる方が何人もおられます。「こうした形でカンボジアの子どもたちのために何かできることは、本当に嬉しいことです」とおつしゃつて下さる皆様に支えられ「ともだち未来便2013」は、間もなくスタートいたします。
by hopeacc
| 2013-08-15 21:23
| ACCニュース
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