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2015年 10月 11日
夏のアトリエ二日目の午前中は、2つのワークショップを実施しました。
朝食を終えて西会津国際芸術村に移動した子ども達は、エコバッグを手にして、自然の中を歩いてアートの材料を探す「見つけよう アート探検隊」の活動を行いました。道沿いにある草花や石、小枝など、参加者は思い思いに自分が気に入ったものを集めていました。この材料は3日目の作品制作で使用するためのものです。自然の恵みがどのように作品になったかは3日目の報告をお待ち下さい。 芸術村に戻ってきてしばらく水遊びやスイカを食べたりしてリフレッシュした後に、今度は「あそぼうパン」と題して竹の枝の先にパン生地を巻きつけ、それを焚き火で焼いて食べるというワークショップに参加しました。子ども達は食欲旺盛でたくさんあったパン生地も、カレーと一緒にあっという間に胃の中に収めてしまいました。とにかく「自分で作ったパンが美味しかった」と、色々な子ども達が口にしていました。その他にも、調理班が心をこめて作ったチーズの器にもられたパスタやサラダ、フルーツポンチなど、食事からいっぱい元気をもらって、午後の活動に向けて子どもも大人も存分に英気を養いました。 そして午後は演奏家のふーちんさんをお招きして「楽器をつくろう」のワークショップを行いました。まず最初に子ども達には木製の洗濯板が手渡され、そこにボウルや缶など生活の身近にあるものや、自転車のベルや小さなクラクションなどを取り付けて、一つ一つが同じようで全く違う、自身の楽器を作る作業をしました。大人も洗濯板に穴を開けたり、ねじの取り付けを手伝ったりと大活躍していました。その作業が終わったタイミングでふーちんさんが登場して、まず子ども達にゲームの音楽を使ったパフォーマンスを披露してくれました。 その次に手製楽器の使った遊びが始まりました。最初はうまく楽器で音を出せなかった子どももいましたが、短い時間でメキメキと楽器の腕が上達していき、最後にはみんなで音を使ってとても楽しく遊ぶことが出来ました。その次はみんなで一緒に合奏をすることになったのですが、最初は全員で合わせてもリズムがバラバラだったのが、次第に音がまとまっていき、最後にはひとつの音楽を奏でることが出来たのは、子ども達にとっても非常な達成感があった瞬間ではなかったでしょうか。西会津国際芸術村のスタッフの皆さんもチェロやギターで、夏のアトリエスタッフの守山もヴァイオリンで参加して、数多くの人たちと音を合わせることを体験した楽しい時間でした。
by hopeacc
| 2015-10-11 20:44
| ACCニュース
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