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2009年 01月 17日
今回で4度目となる訪問では、例年のACCメンバーによる平和学習とワークショップに加え、実施日の前日に嬉しいサプライズがありました。生徒の皆さんによる、事前学習の発表会があったのです。
ACCは今まで活動地域であるセルビアやカンボジア等の現状をお話してきましたが、今回は生徒の皆さんから、それらの地域について自発的に学習をし、ACCについてのリサーチを含めた展示と口頭・映像による発表をしてくれました。 今までの活動が、このような形で生徒の皆さんから返って来たことは、本当に嬉しいことでした。また、プログラムの実施に熱心に取り組んでくださる先生方にお会いし、次の日に向けてメンバーのやる気も倍増しました!当日は、平和学習の内容として、昨年邑智の皆さんが作ってくれた作品を今年3月にカンボジアに届けた際の報告、また、コソボ独立を受けて新たな波乱の中に身を置くコソボ・エンクレーブの人々の話をしました。 難しい内容ではありましたが、生徒の皆さんは真剣に耳を傾けてくれました。ワークショップでは今回、布に絵を描こう、旗を作ろう!ということになりました。テーマは、「私たちの国、私たちの町、私たちの学校」。閉鎖的な環境にいるセルビアの子どもたちに、ぜひ見てもらいたい日本の姿を絵にしよう、ということです。初めはとまどい気味でしたが、次第に真白だった布が活気溢れる絵で埋まっていきました。ワークショップで大切なことは「楽しむ心」です。 皆さんが、生き生きと、時に大胆に、時にチームワークを発揮して作品を仕上げていく姿が私たちにとって何より嬉しい光景でした。この作品をセルビアの子どもたちに届け、また邑智中学校の皆さんと会えるのを心から楽しみにしています。 →風の船
by hopeacc
| 2009-01-17 11:52
| ACCニュース
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