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2009年 06月 28日
愛知県豊田市の朝日丘中学校では、3年生が総合学習の時間にボランティアについて学んでいて、6月の修学旅行の目的地、東京にあるNPOやNGOを直接訪ねて、インタビューをしようということになりました。
4,5人の班に分かれ、自分たちの興味のある団体を探し、直接交渉し・・・ということで、あまたあるボランティアのグループの中からACCを選んだ4人の生徒さんが、6月24日の土砂降りの中、ACCの事務所を訪問されました。 インタビューの目的は、自分たちは今とても恵まれた環境にいるけれど、同じ子どもでありながら、危機に直面している子どもたちが世界中にたくさんいること、そういう子どもたちに対して、自分たちにできることはなんだろう、ACCが普段取り組んでいること、どういう援助をしているのかを学ばせてほしい、ということでした。 1時間という限られた時間の中、ACCの活動のすべてをお伝えすることはとうてい無理で、ごく簡単にお話しするにとどまったので、私たちの思いがどれだけ伝わったか、生徒さんたちの興味にどれだけ応えることができたか不安でしたが、訪問後にいただいたメールを読んで、私たちの思いがきちんと伝わっていることがわかり、とてもうれしくなりました。 また、質問の一つひとつが、よく考えられ、しかも想像力をたくましくしないと出ないような内容だったので、本当に感心してしまいました。 ACCにはヤングホープスとよんでいる若い人たちのグループがいます。物事をとらえる感性、創造力、自ら発信する力、そしてエネルギーなど、目を見張るものがあり、そのたびに圧倒される思いがします。 私自身は小さい頃、ガールスカウトに入っていて、“一日一善”という言葉に接していたり、“困っている人がいたら助けてあげましょう”と教えられてはいましたが、その時はなんだか気恥しく、しかも偽善ぽい気がして、ボランティアに対しても、何となく気おくれがしていたように思います。 しかし、お友だちの誘いもあり、2002年からACCに参加するようになって、とても自然に、肩ひじ張らずに、すんなりと私なりのボランティアができるようになりました。 今回お目にかかった中学生のみなさんや、ACCの若者たちは、自分たちの置かれている環境をきちんと認識し、そしてその中で、自分たちにできることを精一杯考え、行動し、発信していて、とても素晴らしく、感動してしまいます。 その姿に刺激を受けて“おばちゃんず”と呼ばれる私たちも、まだまだ頑張らなければと思いを新たにする毎日です。 ACCを訪ねてくださった朝日丘中学校の生徒さんへ こちらこそお目にかかれてうれしかったです。 楽しい時間をありがとうございました。 これからも、出会ったご縁を大切にして、ひとつのことに長く関わっていってくださったらと思います。 お元気で。
by hopeacc
| 2009-06-28 14:15
| ACCニュース
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