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2009年 06月 28日
こんばんわ。さきちゃんに触発され、久しぶりにブログ書きまーす。
今日は、7月に行う風の船の授業の準備をしました♪ 毎年恒例の、邑智中学校での授業。今から楽しみです! あぁもう7月か、、、2009年も半分終わったかと思うと、びっくりです。 時がたつのは早いですねー。 さて今日は、前回のさきちゃんのブログに引き続き(?)「知ること」の大切さについて書きたいと思います。 先日、日本社会事業大学社会福祉研究大会で行われた、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長の湯浅誠氏の講演を聞きにいってきました。 (湯浅さんのNPOの活動については、もやいのHPを参照して下さいな) 「貧困の今日的現状と新たな福祉課題を探る」とのテーマのもと、湯浅さんがNPOの活動を通して感じられたこと、また現状とその問題点等をお話下さいました。 そこで、「ネットカフェ難民」についての話がありました。 湯浅さんは、NPOの活動の中で、職をなくした方や、ホームレスの方が自立した生活を送れるよう生活相談・支援事業を行われています。 ネットカフェで生活をする人、いわば「ネットカフェ難民」が、湯浅さんのところへ生活相談に来るようになったのは、2000年からだそうです。 マスメディアが「ネットカフェ難民」という言葉を用いて、こういった人々を取り上げるようになったのが、2007年。 その間に空白の7年間があります。 実は、そのような人たちは2000年から存在したにもかかわらず、2007年に急にクローズアップされ、やっとこの問題が社会に認識されたということです。 このように社会問題として広く認識されることは大事なことですが、2000年から2007年の7年間、その間も「ネットカフェ難民」は存在していたのにも関わらず、誰も目を向けて来なかった・・・この事実にも目を向けなければいけない気がします。 もちろんここ数年で人数が増えたという事実はあるかと思いますが、これだとネットカフェ難民は、昨今の経済不況の中、最近現れた人たちであるかのように映ってしまうのです。実際、私の理解もそうでした。 ■「貧困問題」というのは、奥も深いし、見えにくい。 ■私たちが普通に生活していると、どうしても自分の問題として捉えにくい。 と湯浅さんがお話されてましたが、本当にその通りだと思います。 貧困問題に限らずある問題がマスメディアに取り上げられるようになり、一つの「社会問題」として捉えられるようになった時、その問題は深刻化&複雑化してしまっていることは多い気がします。教育問題とか。 そうなったら「じゃぁどうしようか」と皆で考えることが大事なのですが、物事が TOO LATE になる前に動き出す、これって大事なんですね。 その為には、自ら「知ろうとすること」 「関心を向けること」 が必要なんです。 むしろそうしないと見えてこないことというのが、世の中にはいっぱいあるって事ですね。 6/28のACCニュースにもアップされていますが、先日、愛知県豊田市の朝日丘中学校の3年生が、ACCにインタビューに来てくれました。 インタビューの目的は、自分たちは今とても恵まれた環境にいるけれど、同じ子どもでありながら、危機に直面している子どもたちが世界中にたくさんいること、そういう子どもたちに対して、自分たちにできることはなんだろう、ACCが普段取り組んでいること、どういう援助をしているのかを学ばせてほしい、ということでした。(ACCニュースから抜粋) この生徒さんたちは、自分から「知ろう」とし、行動(=ACCにコンタクトを取りインタビューに来る)しています。 すばらしい!! & ありがとう!!!! と私が評価するっていうのは変なんだけど(笑) 何が言いたいかというと、こうやって朝日丘中学校の生徒さんが、周りのことに目を向け、関心をもって知ろうとしてくれたことが、私はとても嬉しいのです。そして、そこにACCが関われたことも。 私もこれからも、意識的に色々なことに関心を向けるようにしなきゃなーと改めて感じました☆ 色々なことに関心を、、、と電車のつり革広告を見てたら、今は町中SALEで大賑わいなんですね♪ うーん、こちらも興味深い(笑) 今週は天気があまりよくないそうですが、梅雨もそろそろ明けそう(?)なので、がんばりましょー! ではでは! まゆ
by hopeacc
| 2009-06-28 21:17
| Young Hopes コラム
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