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2009年 10月 04日
ACCで「風の船」ワークショップを通じて定期的に交流させていただいているあけの星学園で、中学生・高校生の勉強をみる「学習ボランティア」をしてくださる方を募集しているとのことで、こちらで告知させていただきます。 「学習ボランティア」と言っても、勉強を通して園生とのコミュニケーションを楽しむといった雰囲気で、「全教科を指導しなくてはいけない」という堅苦しいものではありません。ただ、あけの星学園にも数名受験生がいるので、担当できる科目を中心に彼らの学習をサポートしています。年齢は問わないとのことですが、毎週か隔週程度で継続して関われる方が条件とのことです。 ちなみに、ACC・Young Hopesの中島も4月から学ボラに携わっております。基本的なスケジュールは以下の通りです。 <平日> 18時~19時 園生と一緒に夕食をいただく 19時~21時 中学生の勉強 21時~22時 高校生の勉強 この中で、都合のつく時間帯だけお手伝いするという形でもいいとのことです。 関心のある方は、あけの星学園(〒161-0032 東京都新宿区中落合1-7-1 TEL:03-3954-8690)までご連絡ください。 <学習ボランティアを始めて> 「風の船」ワークショップで顔なじみになったあけの星学園の園生と仲良くなれるチャンスだ――そんな軽い気持ちで、今春から学習ボランティアを始めることにしました。半年経って思うのは…学ボラをしてなかったら、今の自分ではなかったかもしれない!?ということ。つまり、園生とのかかわりは、それだけ今の私にとってかけがえのないひとときとなっています。 卒業して●●年経つため、学ボラを始めたのはいいけど、そもそもすっかりごぶさただった科目を思い出して、きちんと教えられるのか。それに加え、学ボラは基本的に1人でやるもの。学ボラを始める前は、いつもメンバーと一緒にあけの星学園を訪ねていましたが、これからは「ACC」という看板なしに自分は園生に受け入れてもらえるのだろうか、という不安でいっぱいで、緊張しながら学ボラ初日を迎えました。 でも、思っていた以上に園生がすんなりと自分のことを受け入れてくれたのには、とても救われました。 「ねぇ、ちょっとしゃべってもいい?」。園生の言葉がきっかけで、勉強を一時中断して世間話で盛り上がることもあります。学校での出来事について聞いたり、勉強の相談にのったりするうち、いつの間にか「それ、分かる分かる!」とか「ウケル!!」とか、思わぬところで意気投合した時には、私もすっかり元気をもらいました。 夏休みは受験生以外の園生は勉強モードではなかったので、テレビを一緒に見てあーだこーだしゃべって終わり、という日もありました。でも、仕事帰りにそんなのんびりしたひとときがあるのは、私にとってはとても新鮮なこと。そんな感じで肩ひじ張らずに、できる範囲で楽しく関わっています。 私が学ボラを続けているのは、自分の経験を生かして少しでも彼らの力になりたいという気持ちがあるからです。でも、思っていた以上に彼らからもらっているものはたくさんありました。この出会いは、後々振り返っても私にとっての大きな財産になるだろうなと思います。 写真 松井 文男
by hopeacc
| 2009-10-04 13:14
| ACCニュース
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